光る天井実現なるか!薄くて軽く太陽光に近い・有機EL照明 [科学]
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太陽光に近い光を放つことができる「有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)照明」の製品化・量産化に大手電気・化学メーカーが乗り出している。
薄くて軽く、形状も自由度が高く、曲げたりできたい自然光にもっとも近い照明として、美術館や病院向けに加え、家庭用照明器具としても利用が始まっているが、価格面でLED(発行ダイオード)照明の十数倍以上とされており、量産化で価格をどこまで下げられるか期待されている。
そもそも有機ELってなに?
特定の有機物に電圧をかけて発光させる技術です。
25年前にアメリカの研究者が開発した。山形県の山形大学工学部に研究拠点があるため、
山形県内に多くの関連会社や工場が存在する。
今後、市場規模が1000億円に拡大する予想もされている。
有機EL照明の3つの特徴
フレキシブル
しなやかに折り曲げることができる照明パネル。最小半径10ミリで曲げて使用することができ
曲げた状態でも光のムラが起こりにくく、面全体が均一に発光する!!
とにかく薄い
有機ELパネルの薄さは0.35ミリと、従来のガラスパネルの約1/5!!
もの凄く軽い
画用紙と変わらないほどの軽さ
有機EL照明とLED照明の比較
有機EL照明の大手メーカー・コニカミノルタより
既存照明との比較表
発行寿命はやはり超寿命が売りのLEDが圧倒している。
コスト面や発光寿命でLEDには勝てないが、使用用途で軍配が。
使用用途を考えると、有機EL照明はオールマイティな性質を持っている。
居住空間はもちろん、店舗内の装飾照明、間接照明として利用価値が高まりそうだ。
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